弥生・三月・夢見月

風ぬるむ三月、信州で冬を越した鳥たちが北へ帰り始めました。
入れ替わるように、南からツバメが訪れ、夏鳥も姿を見せるようになります。
三月は、様々な別れと出会いの月です。
芽吹き時を待つ木々の新芽は、夢を抱き新しい世界に羽ばたこうとする若者の姿に似ています。
春風が、どなたにも新しい出会いがもたらす感動を、花の便りと共に運んでくれますように。