田に水が

雪の残る山、土手にはタンポポ。
田んぼの水は風に吹かれてキラキラ揺れています。
まもなく稲の苗が行儀よく並ぶことでしょう。
トラクターも耕運機も大活躍。

八ヶ岳山麓の自然が生き生きとする時季です。

五月の下旬になれば

「いつもは信州にバードウォッチングに行っている時期、、、」

そんな言葉をテレビで耳にしました。

山の鳥たちは美声を競い合い、巣作りに大忙し。

カタクリの花もまた来春に という時期になりました。

たてしな藍も引き続き5月15日まで休業いたします。

飛び回っているシジュウカラのヒナ達が元気に産声を上げ始めるかもしれません。

 

ハナモモも田畑も

ひと月前に、枝先が赤らみ まもなく春本番!を知らせてくれたハナモモ。

芹ケ沢南の信号待ちで、ひときわ目を引きます。

五月に入り、日中は暑いと思うような日もありましたので、田も畑もいよいよ大忙し。

夏秋に向け、信州の美味しさ作りが始まりました。

コバイケイソウ

気温は低めの日が多いです。           

それでも日差しは春。

白く可愛いイチリンソウが咲き始め、ヒトリシズカは蕾を付けました。

コバイケイソウは芽を出し、大きな葉を解き放つように

生き生きと伸ばし始めます。

山門のたてしな藍の看板の下で チャトラの猫が石段を見上げていました。

 

八ヶ岳も春を迎えます

たてしな藍では山桜がほんの少し咲き始め といったところですが、諏訪湖の周りは花の盛りです。

蓼科はいつも坂道、上りか下りか ですので、一周16㎞ほどあるといわれる諏訪湖のほとりはとても平らに感じます。

今年は信州の春、諏訪や八ヶ岳の春をお楽しみ頂けず寂しく、とても残念です。

私共も 5月6日まで 休業予定と致しました。

この下諏訪の公園の のどかな景色を皆で笑顔で眺められるように、世の中が一日も早く落ち着きますよう願うばかりです。

糸萱大橋の桜も

たてしな藍から2㎞ほど下ると糸萱の橋があります。

糸萱の地も いよいよサクラのツボミがほころび始めました。

水仙も梅も桜も、、、。

八ヶ岳の雪の白さと青空も重なって、高原の春は華やかです。

並んだハナモモ

ここ半月で、雪が積もることが何度かありました。

それでも諏訪地域も桜の季節になりました。

蓼科や富士見町も もう間もなく!

 

芹ケ沢南交差点で 赤く色づき、桜の次の出番を待つハナモモの枝を見つけ、嬉しくなりました。

 

ちょっとだけ春を見つけて

石段アプローチでカタクリのつぼみを見つけました。

標高760m程の諏訪湖近くの高島城の桜は、今日は一分咲きとのこと。1200mに近い高さのたてしな藍では桜はまだまだ遠く、サンシュユやフクジュソウがやっと花をつけ始め、サクラソウなど山野草が芽を出し始めたところです。

まだまだ冷たさの残る山の空気の中、春探しの楽しさを感じる時期になりました。

 

セツブンソウ

桜の便りが聞かれるようになりましたが、ここ数日は雪になったり素晴らしい青空になったり。

それでも蓼科も小さな春が訪れています。

雪にもマイナス10℃近い寒さにも負けず、とても小さく目立たないセツブンソウ達は、石段の脇で たてしな藍に冬の終わりを告げてくれます。

人が集まるのを控える昨今ですが、春を迎える勇壮な八ヶ岳を眺めながら、標高1000ⅿを越える蓼科で散歩して、深呼吸してみませんか。。

ご安心してお食事していただけますよう、お泊りのお客様のお夕食は個室またはお部屋にてご用意しております。

ご朝食も出来るだけお一組様になるようご配慮させていただいています。

春の雲

雪の解けた畦道で「フキノトウ」を見つけました。
少しずつですが、寒い中にあっても一月とは違う温もりを吹く風に感じます。
夏の入道雲や秋の澄んだ空に浮かぶ雲と違い、この時季の雲は形がはっきり
しません。
ですが、霞のような春の雲は、何よりも私たちをほのぼのとしたいい気持ちにしてくれます。
花の便りも、山の雪解けもまだ先のことですが、
雪の下の小さな生き物たちと一緒に、もう遠くない春を楽しみにしています。

女将