新しい一年が始まりました。
寒くて、どうしても外に出ることがおっくうになりがちですが、じっと春を待つのではなく、寒さを楽しむのが「信州流」です。
木々の葉が落ちて見通しの良いこの時期は、バードウォッチングに最適です。澄み切った冬の青空を舞う鳥たちを追えば、心も爽快です。
そして夜、見上げると、私たちの頭の上にはこんなにたくさん星があったのかと、思い直すほどの星の煌きです。見ていると、冬の星座が語りかけてきそうな気がします。
今年も、楽しみいっぱいの信州でお待ちしています。
女将
今年は色々な初めての事がたくさんあり、今までと違った考え方をしなくてはならないことも多く、どんどん変化していく様々な事にも驚いたり感心したりすることが多くありました。
昨日今日の寒さも、例年と違って12月にしてはちょっと寒すぎる気もしますが、朝から上天気!
雪の蓼科山は雲海から姿を現しています。
山の幸の美味しさ、温泉の温かさ、冷たい空気。
厳しい寒さでも晴天率の高い蓼科の山々は変わらぬ冬の景色です。
西高東低
2020年12月5日12:01 AM|女将の心音
木々がすっかり葉を落とし、森は冬の装いです。
冬鳥たちも庭に姿を見せ始めました。
蓼科高原の冬は、晴れた日が多く、他のどの季節より遠くまで望め、ゆっくり景色を楽しむには絶好です。
多くの出会いと、様々な思い出を残し、この年も暮れようとしています。
おかげさまで、皆元気で一年を過ごすことが出来ました。
今年は困難な年となりましたが、新しい年がどなたにも明るく笑顔で暮らせるような一年になりますよう、祈りたいと思います。
女将
朝の田畑の霜に冬の近さを感じ
陽射しに輝く紅葉の彩に見惚れ
昼間の爽やかな青空を忘れてしまいそうな、
神秘的な夕暮れの八ヶ岳の稜線に明日を思い
夜空の星は澄んだ空気に日に日にきらめきを増す
晩秋の蓼科は五感を豊かに豊かにしてくれます。
もちろん
山の幸も美味しくいただき
温泉で温まり
おなかも体も ほかほかです。
女将
今年はお月見から十月が始まります。
蓼科の紅葉は ひと月かけて白駒池辺りから、
横谷渓谷の入り口でもある「たてしな藍」まで下ってきます。
ロープウェイから見下ろす色のコントラスト
車山のススキと秋晴れの青空
河原から見上げる紅葉や滝の音
少し歩けばドングリやいろいろな木の実があちこちに。
山の動物たちは大忙しの時季ですが、私達は自然の恵と日本の四季を一番感じられる
心安らぎ 心躍る 八ヶ岳の秋です。
女将
秋の月
2020年8月31日11:16 PM|女将の心音
夜、外へ出ると、思ったよりも夜風が冷たく、草むらで鳴く虫たちの数も一頃より増えてきたように思います。
日中、蕎麦の畑でたくさん飛んでいた「アキアカネ」や森の生き物も、夜のどこかで秋の風に吹かれ、あるいは眠りに就いているのでしょう。
見上げると、深い藍色の夜空に浮かぶ丸い月が、「シン」として、とても静かです。
ススキの葉陰で夜露を避ける虫たちにも、秋の月はやはり丸く見えているのでしょうか。
女将
たてしな藍から茅野方面へ、車で五分ほど下った所にトリミングとペットホテルのDDDさんがあります。
古民家風のステキなお店は、大型犬もゆったりシャンプー出来るシャワールームもあります。
ベテランの男性オ-ナ-さんが愛情込めて接してくださいます。
我が家のわんこも先日 可愛くしてもらってきましたよ。。。
毎年6月は、私共「たてしな藍」から40分程の距離にある「入笠山にゅうかさやま」が、一年で最も花の賑わいを迎える時期です。
有名なのはなんと言っても、100万株以上あるといわれる 「スズラン」ですが、他にもレンゲツツジ、クリンソウ、アヤメ、ツバメオモト、など数え切れません。
加えて、もう一つこの山の魅力は、その展望の素晴しさです。目の前に横たわる八ヶ岳、右に富士山、左に諏訪湖、と雄大な広がりに、気持ちが晴れ晴れすること請け合いです。
ゴンドラで簡単に登れる「花と展望の入笠山」、6月私のお勧めです。
女将
チゴユリが たくさん咲く時期になりました。
マイズルソウ、ヒトリシズカ。
卯の花(ウツギ)やツリバナの木も白い小さな花を付けています。
淡い新緑の中の白い花は、宵の行燈の灯りで幻想的でさえあります。
このたび 旅館を応援して下さる『種(たね)プロジェクト』に参加させていただくことになりました。
皆さまのご支援をお待ちしております。
メルヘン街道は ヤマブキに彩られとても華やかです。
小さな山野草も それぞれが高原の陽と風を受け、蕾をつけ花を咲かせます。
大きな葉に囲まれたエンレイソウは 中央にひっそりと花を付けます。
日差しの強い八ヶ岳。
今夜は雨になりそうです。