八ヶ岳も雪を、、、。

27.12.02yatsuあっという間に秋が過ぎてしまった昨年と違い、今年は長めの紅葉でしたが、いよいよ八ヶ岳が雪をかぶりました。
あちこち冬支度が大忙しのようで、連日 リスも姿を見せてくれていました。
ひと月過ぎれば諏訪地域は御柱祭の年。
にぎやかで忙しい年が待っています。

夏秋の観光で賑わう蓼科ですが、これから厳しい冬に向かう山の中で静かにゆっくりお湯につかり語り合い、、、
そんなお客様が多い季節。
雄々しい八ヶ岳をイチバン感じられる日々の始まりです。。
 

冬支度、そして祭りの準備

H26.12.09risu​来年は諏訪地域最大のイベント、7年に一度行われる「御柱祭」の年です。
諏訪大社の「上社」「下社」で曳行される各々8本の「神木」はすでに伐採され、来年4月の出番まで、安置されます。
7年に一度のお祭りですが、準備には「御柱候補」の選定に始まり、4年もかかります。それだけでこの祭りの大きさが覗えますし、地元の熱の入れ方も尋常ではありません。家々では、寒いこの時季、いつもの「野沢菜漬作り」と併せて、おもてなし料理の準備に取り掛かります。
 

桜の開花が話題に上る春4月、祭りの歓声と熱気を感じに、どうぞお出かけ下さい。 女 将

蕎麦の実り

takaboxtuchi22.11.3この秋も「新蕎麦」が茅野市内のお蕎麦屋さんに出始めました。
夏、田んぼで稲穂が日差しを浴びてぐんぐん成長している頃、蕎麦は畑で真白な花でした。
秋、早蒔きの蕎麦の実は刈取られ、蕎麦として打たれるのを待っていました。
炊き立ての輝く新米と、打ち立ての香り高い新蕎麦。
信州の水と空気が育てた秋の実りを味わいに、晩秋の蓼科へお出かけ下さい。  

女将

秋、八ヶ岳

26.10.16kouyou1八ケ岳が秋の装いを見せ始めました。吹く風が季節の移ろいを感じさせるように、
山肌も変わる色で季節を反映します。
里から見る「横谷渓谷」も少しずつ秋色に染まり、標高の高いところが霧氷で白い衣を纏うのも遠い事ではありません。
空気はいっそう透明度を増し、深い青に満たされた空や、黄色や朱色に色づく谷も尾根も輝かせます。
澄み切った空の下、秋の信州でちょっと深呼吸してみませんか。

女将

くだものの里

hozuki22.09.08山麓の田んぼで、黄色になった稲穂が頭を垂れています。刈り入れは遠くありません。
信州のあちこちで、果物の収穫が始まりました。りんご、梨、ぶどう。
春まだ寒いころから、農家の皆さんが、時と労を惜しまず育てた汗の結晶です。
又、運がよければ、「アケビ」や「やまぶどう」など自然の実りに出会えるかもしれません。
この秋信州を訪れて下さる皆さまと、ありがたく頂戴するつもりです。

風が変わるとき

25.08.04hana宿の庭に桔梗が咲きました。フシグロセンノウやミズヒキとともに,庭の佇まいにアクセントを添えてくれています。
日差しはまだまだ夏の強さですが、野辺の花や小さな虫たちの動きに少しずつ季節が移る気配が感じられます。
毎年のことですが、八月の半ばころ、吹く風が昨日までと違う、と感じることがあります。空の青さや、森の緑に変化はありませんが、夏のある日、前ぶれなしに風が変わります。
ゆっくりとですが、夏が秋に舞台を譲るときです。

女将

富士見台にて

27.07.01nikkoukisuge夏の霧ケ峰の象徴する花「ニッコウキスゲ」。毎年、その黄色の花の群落を目当てに全国から多くの人が訪れます。
富士見台は、花の丘を背景にする展望台で、
その名前のとおり、富士山と、南、中央、北の三つのアルプスを、何物にも遮られることなく見渡すことができます。
真夏でも吹き渡る風は涼しく、漂う夏の雲を追いかけていると、時の流れをしばらく忘れさせてくれます。
どうぞ、麦藁帽を片手にお出かけ下さい。

女将

ヤマアジサイ

27.06.30ajisai"梅雨" と呼ばれるこの時期、蓼科は緑の美しい季節になります。
晴れたときも、雨の日も、雨上がりも・・・・・。
屋外に目を向ければ、心をリセットしてくれる・・・ 
そんな さまざまな緑色の景色です。

ヤマアジサイの花は、緑の中のかわいらしいアクセントです。
 

月を映す

SONY DSC宿の周りの森で、夏鳥「キビタキ」が盛んにさえずり始めました。
森は、このひと月ですっかり深い緑になり、南北に長い八ヶ岳も夏の装いです。
陽が落ちて、遅い田植えを終えた田んぼの傍を通ると、水面は鮮やかな三日月を映していました。無数の蛙の「大合唱」も月の美しさの前では、耳に障りません。
夏の盛りを間近にひかえた蓼科高原で、素朴ですが今だけの信州に触れてみませんか。

蓼科は芽吹きの季節です

27.05.05hana1にぎやかな連休も終わり、今日は時おりパラパラと雨が降ったり陽が差したり。
高原らしい涼しい日になりました。
玄関までの石段アプローチでは、春の山野草が花をつけ、お客様方に楽しんで頂いています。
エンレイソウは三つの大きな葉の真ん中に小さく可愛らしい花を付けています。
名残の桜が咲いている木、雪の残る木陰、水を張り苗を待つ田、
蓼科は美しい芽吹きの季節になりました。