今日は雛祭り

今日は三月三日、桃の節句、ひな祭りです。

お泊りのお客様ひとり一人に、料理長が可愛いちらし寿司を用意してくれました。

ここ数日 暖かいとはいえ、蓼科の花の季節はまだまだですが、高遠の桜や更埴のアンズの花など信州の春は見どころいっぱいです。

北帰行

諏訪湖で冬を過ごした白鳥たちが、北へ帰り始めました。
春の訪れを感じさせる様々な出来事の中でも、最も信州らしい光景のひとつです。
山々を白く覆っていた雪も溶けだし、春霞が山麓を漂っています。
あぜ道に顔をだしたフキノトウ、陽だまりに咲くフクジュソウ、春風に揺れるダンコウバイ。
吹く風も水も温み、冬の間硬くなっていた心も体も、ちょっと緩みます。

小さな春を探しに、早春の信州へお出かけになりませんか。

女将

御神渡り

このところ諏訪湖の御神渡り出現が話題になっています。

諏訪も蓼科も毎日とても良い天気。

なので朝はグッと気温が下がります。

今朝のお客様ご出発時も、抜けるような青空でした。

真冬の信州は、澄んだ空気の中、山々が一番美しく見える時期でもあります。

 

冬晴れの森で

宿のある森は、とても広い別荘地の森です。散歩する道も気分次第で色々選べます。沢沿いの道、畑の中の道、山麓の広がりを眺めながらの道。
冬晴れのある日、動物の足跡を見つけました。どうやら、「鹿の道」のようです。遠くで甲高い鳴き声が聞こえましたが、姿は見えません。
帰り道、大きな羽音とともに、カケスが現れました。木の幹をつつくアカゲラのドラミングも響いています。静けさの中に、動物たちの息遣いを感じる冬の蓼科です。

女将

毎年恒例の・・・

昨日はこのところ新年恒例の 大ダーツ大会? でした。いろいろな景品をご用意致しまして、大盛況??!
簡単なおもちゃの遊びですが、大の大人の方もやりだすと意外に真剣になっていました。

 

今年の蓼科高原は12月からお正月にかけて、お天気も良く 気持ちのいい日が続いています。

明けましておめでとうございます

新しい一年が始まりました。そして「冬の使者」白鳥が、今年も諏訪湖にやってきました。

湖面を軽やかに泳ぐ姿はとても優雅です。毎年の光景ですが、地元にとっては、この冬も変わらず来てくれてありがとう、と言う思いです。

また2018年は、2月に冬のオリンピックが韓国で、6月にロシアでサッカーのワールドカップも開催されます。以前長野で行われたオリンピックの事を思い出しながら、私も楽しみたいと思います。

女将

落ち葉の下の不思議

師走の風に、枯れたキレンゲショウマの茎が揺れています。8月には黄色の花を咲かせ、桔梗やフシグロセンノウを傍らに従えていました。

春から秋にかけて、宿の庭を彩ったカタクリやシラネアオイなど多くの花々や、小さな虫たちも今は皆、土の中で静かに眠りについています。

冬が去れば、いつもの場所に変わらぬ色の花を咲かせ、虫たちは空を飛び交います。
小さな命の営みは繰り返されますが、私たちが受ける感動は、新鮮です。

女将

晩秋の風景

楓の寺として有名な長円寺で、深い赤の楓が今年も見頃を迎えています。
紫がかった赤と秋空の青との対比がとても見事です。
八ヶ岳は、高いところが、霧氷に覆われ白くなり、山麓の枯れた赤茶色をいっそう際立たせています。
 その山麓にたたずむ「御射ヶ池」は、黄金色の唐松の林を水面に映し、西日がさす頃の美しさは、言葉にできないほどです。
遅い秋だけが持つ静けさの中で、信州の風景をお愉しみください。

女将

藍の花です。。

藍染の藍の花です。

藍色に染まるのが不思議です。

蓼科の木々も赤や黄色に染まり始めました。

 

秋風に揺れる

夏の光が育てた稲穂が大分大きくなりました。傍らで、コスモスやすすきも秋の風に揺れています。
 宿の庭では、ワレモコウや水引が夏の花に代わって、秋の光を浴びています。
季節の移ろいとともに、木々や花々がそれぞれ「花の時期」を終え、実を膨らませつつあります。いつもと変わらぬ光景は、夏を終えた私たちを少しほっとさせてくれます。
間もなく訪れる、信州の実りの時期を味わいに、どうぞお出かけ下さい。

女将