霜柱 2019年12月3日10:46 PM|女将の心音
「たてしな藍」の看板を右手に眺めながら、山門の藍染めの暖簾をくぐりると、玄関に続く石段が目の前に広がります。
「たてしな藍」創業時、諏訪から運んでもらった "てっぺいせき"。大きな石たちです。
紅葉が終わり、冬景色に変わりつつあるこの時期、石段の脇では、冬の花ならぬ霜柱がご出発のお客様の目を愉しませてくれます。
雪が覆う前、落葉の間から伸びる大小の柱は、寒さ厳しい蓼科の冬の訪れをを実感させてくれます。
張り詰めた冷たい空気と青空、雪化粧の八ヶ岳。温泉から湯気立ちのぼる冬の蓼科です。
女将