御柱、と書いて、「おんばしら」と読みます。およそ1200年の歴史を持ち、7年に一度行われる「諏訪っ子」の心を揺さぶる大祭です。今年はその開催年にあたります。神木たる樅の木は、全く人の力だけで里を曳かれ、急坂を駆け下り、雪解け水にあふれる川を渡ります。柱を曳くに汗を流し、川を渡すに冷たさに凍え、それでも祭りにかける情熱は熱く揺るぎがありません.信州の早い春、桜はつぼみでも,人々の心は今、満開です。
女将