九月の愉しみ

うっかり転げ落ちたのか 青々としたイガ栗が
ころんと一つ 帽子の中で少しずつ大きくなる
ドングリもまだまだ青い顔<雲の流れから足元に
目を移すと揺れるコスモスが
高原の秋の訪れを伝えてくれます
忘れてしまいそうな季節の変わり目を
山里の風はそっと教えてくれます
実りの秋が待ち遠しいこの季節は
温泉も恋しくなります
♪七つの子♪の兄弟姉妹が落穂拾いを
愉しむのも間もなくです

女将