六月 2022年6月1日3:20 PM|女将の心音
雨に濡れた木々の葉は
蓼科の新緑をとても魅力的にしてくれます。
緑の中
薄紫の藤の花はどこからどこまで昇るのか
雨の中では神秘的な感じさえしてきます。
温めの温泉にゆっくりとつかりながら
雨の雫の行き先を見守る時間はとても贅沢なひとときです。
八ヶ岳山麓の高原の風と木漏れ日は、雨上がりの朝はいちだんと爽やかです。
女将
雨に濡れた木々の葉は
蓼科の新緑をとても魅力的にしてくれます。
緑の中
薄紫の藤の花はどこからどこまで昇るのか
雨の中では神秘的な感じさえしてきます。
温めの温泉にゆっくりとつかりながら
雨の雫の行き先を見守る時間はとても贅沢なひとときです。
八ヶ岳山麓の高原の風と木漏れ日は、雨上がりの朝はいちだんと爽やかです。
女将
目を覚ました山野草は日ごとに丈を伸ばし、山の樹々はそれぞれ芽吹きを迎え花を咲かせます。
畑は耕され整えられ、田には水が張られ青く細い稲が整然と並びます。
遅い春から初夏に向かって 蓼科の五月は日々 目を見張る変化を見せます。
八ヶ岳の壮大な眺めと山の息吹は 生命の喜びをあちこちさまざまに感じさせてくれます。
女将
高遠の桜です。
いよいよ見ごろになります。
松本城 上田 善光寺 少し遅れて諏訪の高島城
今月下旬には蓼科も花の季節を迎えます。
ヤマガラが水浴びをしています。
若いシカの小さな群れにあちこちで出会います。
樹々には蕾がつき始め ワサビも芽を出し始めます。
いつもの年よりたくさん咲いたセツブンソウが花の季節の愉しみを膨らませてくれます。
日陰に雪が残り凍った大地の山々が、
一日一日 花の景色に変わっていく蓼科ならではの素晴らしい毎日です。
女将
今朝は蓼科も冷えました。
五月の連休に雪がちらつく年もありますが、昨日はたくさん積もりました。
堀炬燵から雪を眺めたり、雪見風呂でのんびり温まったり、お客様それぞれ 愉しんで過ごされたようです。
弥生 三月の蓼科は桜の話など程遠い、
まだまだ温泉の湯煙や炬燵が恋しい毎日です。
そんな日々でも雪解け水の流れや春霞の八ヶ岳、
日当たりの良い場所に見つけた小さな芽に出会うと、
そう遠くない花の季節を想い
厳しい冬が過ぎたことを思い
少し心も春めいているのを感じます。
雪の多かった冬は雪山も雪見風呂も長く楽しめます。
雪残る山々でも動物たちは春を感じて動き出します。
季節の変わり目の妙を五感で味わえる蓼科です。
女将
久しぶりの大雪です。
露天風呂の湯煙も何とも良い感じです。
明日の予報は晴れ!
ふかふか雪の山々がお日様に映えるのが楽しみです。
この冬は 大変寒い日が続いていますが 晴れの日が多い蓼科の冬、毎日 冷たさの中 気持ち良く過ごせています。今夜の三日月もとても綺麗です。
たてしな藍のお食事処山味庵(やまみあん)、テ-ブル席にリニューアル致しました。
今まで以上に愉しくお過ごしいただけますよう 気持ちも新たに致しております。
明日は立春。
みなさまに素敵な春が訪れますように。
春が近づくと、八ヶ岳を純白に化粧させた大量の雪は、少しずつ解けて沢を潤し、やがて大きな川の流れとなります。
長い稜線の西側の流れは諏訪湖に注ぎ、天竜川となって太平洋に。東側は千曲川から信濃川を経て、日本海に。どちらも途中いくつもの町や、様々な景色の中を辿る長い旅路です。
ただ、信州はまだ冬の最中です。今だけ聞こえる白い森からの「静寂の音」を聞きながら、もうさほど遠くない春風の訪れを待ちます。
女将
八ヶ岳からの日の出で
冷え切っていた野山はキラキラと輝きだします。
夜の寒さを乗り越えた山々の夜明けは荘厳です。
滝も凍りつく中 山の鳥たちも太陽とともに元気に飛び回ります。
リスもキツネもシカ達も
新しい年の少しずつ長くなる日差しに、気がついているようです。
女将