岡谷 旧林家住宅 

岡谷駅近く、国の重要文化財にもなっている‘旧林家住宅‘ を見学してきました。岡谷の製糸業発展の礎であった三大製糸家の当時の婚礼衣装がいくつか展示される(11月末まで)と聞き、出かけてきました。
シルク岡谷とまで言われた生糸のことは、社会の教科書や映画などでしか知識が無く、大変親切丁寧に中を案内して下さった女性に申し訳ないほど勉強不足の私でしたが、思い出してもワクワクするようなものばかりでした。
明治三十年代に建てられたというお屋敷やお蔵ですが、各部屋からお勝手に繋がる呼び鈴のようなものが作り付けられていたり、ガスストーブがあったり、近代的でビックリでした。
殿様を想像してしまうような豪華で立派な大広間や客間のお座敷が在り、おしゃれな洋館もつながって建てられています。室内の装飾も国内に数えるほどと言われる金唐紙(金箔の壁紙)が数種類使われるなど、匠が細工を凝らした見事な欄間や襖やガラス一つ一つが大変見ごたえがありました。
また、火事や、諏訪湖が凍りつくほどの寒さから、糸や蚕を守るための工夫も感心しました。

たてしな藍から車で一時間弱、八ヶ岳や蓼科の自然とちょっと違った、近代化日本・・・を味わってみませんか?
パンフレットも頂いて参りました。

                             

晩夏~初秋へ

日中の日差しは、まだ夏・・・!??と思わせるような今日のお天気でした。
親鳥が卵からかえったばかりの雛を、暑さから懸命に守っている姿をみつけました。

山の生き物たちは、皆、一生懸命です。

それでも朝方は寒いくらいの涼しさを感じる日もあり、少し赤くなり始めたナナカマドを見つけ、紅葉の季節の入口に差し掛かったことに気づかされました。
少しずつ頭を下げ始めている稲穂、八ヶ岳と初秋の青空、夏の暑さを癒しに蓼科高原の爽やかな風と過ごしにいらっしゃいませんか?
真夏や紅葉シーズンの賑やかさとはちょっと違ったこの一ヶ月。
白駒池の紅葉は十月はじめに見頃を迎えます。

蓼科も梅雨明けです

梅雨明けしました。
信州も夏本番。
今朝は暑さと爽やかな風、夕方はザザーッと一雨。
蓼科の夏を感じさせてくれました。
ご近所の乗馬体験の牧場の馬たちも、楽しそうに日光浴していました。

お薦めの季節・・・ 鮎も美味です

先月は "鮎は食べられますか?" というお問い合わせを何度かいただいたと聞きました。
七月 いよいよお料理に鮎が登場いたしました。
子供の頃は、長良川近くの親戚で鮎をご馳走になる機会が多かったのですが、海辺育ちのためか鮎は少々苦手でした。
ところが今は鮎 大好きです。
霧ケ峰のドライブ、ニッコウキスゲ、初夏の八ヶ岳や信州の山々の眺め・・・、楽しく美味しいお料理と温泉。梅雨はまだ明けませんが、雨でますます色濃く美しい蓼科の木々の緑をご覧になり、お客様はとても喜んで下さいます。
夏の盛りの少し前、この季節も実はお勧めなのです。。。
 

佐藤先生の個展と・・・

六月に入り、お料理には美味しい高原野菜がいよいよ登場しました。
山菜や高原野菜でおなじみの、かわいい兎のお皿を焼いていただいています、美濃焼き伝統工芸士 佐藤公一郎先生の個展にお邪魔し、素敵な作品や先生のお人柄に触れ、いろいろと勉強させていただきました。
今回は伊那市のかんてんぱぱガーデンでの開催でしたが、レストランあり、蕎麦処あり、ショップや散策できるお庭もあり、と、のんびり楽しめそうな所でした。伊那インター・駒ヶ根インターから15分ほど、たてしな藍まで一時間少々。ちょっと覗いてみてはいかがでしょうか?
 

雨の景色もお勧めです。

今日は見事に天気予報的中。
午後は大粒の雨だったり、強い風だったり、またお日さまが出たりの繰り返し。忙しいお天気になりました。
田植えが終わったばかりの田には、大粒の雨に必死で耐えているようなまだまだ細い稲たち。青田、と呼ばれるには時間がかかりそうです。
雨のおかげで、新緑真っ只中の野山はますます緑色濃く、高原野菜を育てる畑の濡れた土は準備万端、今年の夏野菜の美味しさを想像させてくれます。
丹精に整備された畑は、この季節の私の好きな景色の一つです。

カタクリ~サクラ~ニホンリス

蓼科には、まだ桜前線(?)が到達しないため、石段アプローチ横に咲いたカタクリの写真をお届けします。
とはいえ、茅野市内もいよいよサクラは開花しました。標高差あと300~400メートル。日に日に華やかな景色が増えていきます。
市内のサクラの名所のひとつ、茅野市運動公園には、野生のリスが住んでいます。散歩中や、野球やサッカーの試合中、普通にニホンリスが見られます。全国的にも大変珍しく、貴重なことだそうです。
お花見が過ぎ、新緑の頃には、かわいい子リスに出会えるかもしれません。

セツブンソウ~サクラ

よ~く見ないと分からないような小さくてやさしい色のセツブンソウ。
駐車場から石段への入口にはフクジュソウ。
お昼のお客様の目の前で何度も何度も水浴びを繰り返す可愛らしいヒガラ。
山梨の満開の桜や、これから見頃を迎える高遠のコヒガンザクラのような華やかな春景色はまだまだですが、蓼科も確実に春が来ています。諏訪湖周辺もサクラが咲き始めています。

高島城(諏訪)の桜は?その2

本日の高島城の桜はまだ「つぼみ」でした。ただ、ポカポカと暖かく、ようやく春めいて来た感じがします。この分ですと、来週くらいには咲きそうです。
サンシュユが綺麗に咲いていました。

たてしな藍のフキノトウ

館内でフキノトウを見つけました。
今朝は東京など、桜満開・お花見日和・・・とテレビから賑やかな声が聞こえていましたので、少々うらやましい気持ちでしたが、やっぱり蓼科にもしっかり春の使者が来てくれていました。
今月ご用意している春の山菜の盛り合わせも大好評。
今 蓼科は春の雪山の風景と小さな静かな春探しのシーズンです。