落葉の物語り 2014年11月5日2:17 PM|女将の心音
唐松の葉が晩秋の風に舞い始め、冬の訪れが近いことを感じさせます。
春に生まれた今年の若葉は、夏と秋をその色を変えながら過ごし、あるものは大地に降りて土になり、又あるものは川の流れに乗り海へ出ます。
いずれにも言えるのは、行き着いた先で新しい命の土台になる、と言うことです。
私たちは毎日、小さな木の葉の大きな働きに支えられているような気がします。
唐松の葉が晩秋の風に舞い始め、冬の訪れが近いことを感じさせます。
春に生まれた今年の若葉は、夏と秋をその色を変えながら過ごし、あるものは大地に降りて土になり、又あるものは川の流れに乗り海へ出ます。
いずれにも言えるのは、行き着いた先で新しい命の土台になる、と言うことです。
私たちは毎日、小さな木の葉の大きな働きに支えられているような気がします。
台風18号、御嶽山の噴火、自然災害が続いています。
被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
蓼科も台風が心配されましたが、雨も風もほとんど影響なく、今日は大変いいお天気になりました。
御嶽山の様子も日々胸が痛みますが、こちらでは心配されたようなこともなく、日に日に秋の深まりを感じる朝夕の冷え込みと昼間の澄んだ空気を感じています。
蕎麦畑、赤トンボ、陽だまりもうれしい季節になってきました。
いよいよ紅葉シーズンです。
山麓の田んぼで、今年も稲刈りが始まりました。
果樹園では、秋の日差しを浴びてリンゴが真っ赤に色付き、唐松林ではきのこ採りが盛んです。
信州は今、里も山も実りの季節です。
峠の森では、木々も秋の色に染まり始めています。白樺の黄色、ななかまどの赤、それぞれの色で深い緑の森に彩りを添えます。
そばの畑でも収穫が始まり、程なく香り豊かな「新そば」が味わえます。
秋の味あふれる、実りの信州へどうぞお出かけ下さい。
山麓のあちらこちらで、蕎麦の花を目にするようになりました。
黄金色になり始めた稲穂と蕎麦の白い花。もう少しでどちらも収穫の時期を迎えます。
風味豊かな新そばと、新米、秋の恵みにただただ感謝です。
秋の森は又、味わい深い「きのこの宝庫」でもあります。さらに、色づき始めたりんごに葡萄、と山盛りの秋の味覚が、皆様のお出かけをお待ちしています。
山麓のあちこちで「蕎麦の花」が咲き始めました。
庭先では、「桔梗の紫」が夏の緑の中でひときわ鮮やかです。
朝の光を浴びる森では、無数のせみが声を合わせて歌い、森が揺れるほどです。
日差しは強くても、木陰で得られる涼しさは、高原ならではのありがたさだと思います。
マツムシソウの咲く霧が峰では、間もなく風が秋の気配を運びます。
田植えのすぐ後、周囲の山を鏡のように映していた田んぼは、稲の丈が伸び、柔らかな緑の絨毯になりました。
森の緑には、5月頃の濃淡がなくなり、夏の深い緑一色です。
霧が峰のレンゲツツジとニッコウキスゲ、富士見高原のユリなど、7月の高原を彩る花々が青空を背景に鮮やかさを競っています。
真っ白な雲といっしょに、7月の信州で涼風に吹かれてみませんか。
六月、八ヶ岳は本格的な登山の季節です。
でも、歩くのは好きだけど高い山はちょっと、と言う方にはこれからの霧ヶ峰は打ってつけでしょう。
この時季、花の主役はもちろん「レンゲツツジ」ですが、「ノハナショウブ」
「グンナイフウロ」「コバイケイソウ」などなど、楽しい花との出会いは尽きません。
加えて、霧ヶ峰は高い木が少なく展望のよさは抜群です。
まだ白く雪を頂くアルプスの峰峰を眺めながら、初夏の高原で花々と一緒に風に吹かれてみませんか。
冬の間、雪で通行できなかった信州の峠は、すべて通れるようになりました。
桜の時季が終わり、里も山も新しい緑に覆われ始めています。
一年で最も「命の躍動」を感じる季節です。
森を渡る風、流れる川の水音にも5月だけが持つ清々しさが溢れています。
心地よい風と爽やかな光いっぱいの、緑の信州へどうぞお出かけ下さい。
春の日差しが山々の雪を溶かし、冬の間枯れていた川や沢に水が戻り始めました。
信州は花の季節を迎えます。桜や梅はもちろんですが、湿原の水芭蕉、杏の森、カタクリや福寿草の群落が、まだ雪の残るアルプスを背景に、訪れる人の目を奪い、心を弾ませます。
冬の眠りから覚めた小さな動物たちや、梢を渡る野鳥たちとの出会い。様々な楽しみあふれる春の信州へ、どうぞお出かけください。
春めいた日になりました。
雪もまだまだ残る たてしな藍の庭ですが、日当たりのよいところにはフキノトウが顔を出してくれました。
鳥たちも元気に飛び回り、地元の桜の開花予想のニュースも聞かれるようになりました。
四月からの新しい生活に 少しの緊張とたくさんの期待と・・・・。
蓼科は 空からも大地からも 春の恵みを感じられる季節が訪れています。