十日夜に続いて、今朝も雪になっています。
三月の暖かい雪です。
来月の御柱祭に向け地元では昼も夜も準備作業や打ち合わせが行われているようです。
お菓子も御柱祭モードです。
四月二日の諏訪大社 上社の三日間の木落しから始まる大祭は、五月には里曳きと呼ばれる建御柱の行事が三日間行われ、六月十五日に宝殿遷座祭と続きます。
日程をずらして諏訪大社 下社も同様に大祭が行われます。
高遠の桜、諏訪高島城の桜、蓼科聖光寺の桜、、、、。
たてしな藍から車で1時間半 テレビでおなじみの上田も賑わっているようですが、七年に一度の御柱祭、諏訪大社上社までは30分、下社まで約45分、たてしな藍でゆっくりお過ごしいただき、旬の信州を愉しみにお出掛けください。
一日の始まり。昇る朝日が、天上の星たちを眠りにつかせるように、冬は、春風の到来とともにゆっくり姿を消し、季節は移ります。 山の雪は日一日と少なくなり、流れる川の水もぬるみます。白鳥の群れは北に帰り、小さな虫も、森の動物たちも、待ちわびた季節の訪れに全身を躍らせます。 里と言わず山と言わず、生きるものすべてが萌える新しい春が目の前です。
女将
春一番が・・・・のニュースが聞かれるようになりました。
お客様から手作りの雛人形をいただきました。
お雛様に劣らず、初春を感じていただける今月のお料理、
温泉ともども 好評です。
山、眠る
2016年2月1日10:30 PM|女将の心音
八ヶ岳とその山麓に広がる蓼科高原は、冬、晴天率が高いことで知られています。スキー場からの眺めは、例えば北アルプス周辺と比べた場合、遠くまで見渡せる日がとても多いと言えます。澄み切った青空を背に、白一色に浮き上がる峰々の美しさには、例える言葉がありません。
春は桜色、夏の緑、秋は紅に彩られた森も山も、今は白銀の衣の下で眠りについています。春風が目覚めを促すまで。
女将
初日の出はいかがでしたでしょう。その年最初、元旦の日の出は別格です。
誰しも日いずるその瞬間にそれぞれ深い思いを込めて願いを託します。
私は大望はありません。
渇きを潤す雨は求めても、堤を崩す大雨は望みません。
盛夏に涼風は求めても、害なす大風は望みません。
穏やかに移ろう季節の中で、新しい出会いがもたらす小さな驚きと喜びを皆で分かち合いたいと願うばかりです。
あっという間に秋が過ぎてしまった昨年と違い、今年は長めの紅葉でしたが、いよいよ八ヶ岳が雪をかぶりました。
あちこち冬支度が大忙しのようで、連日 リスも姿を見せてくれていました。
ひと月過ぎれば諏訪地域は御柱祭の年。
にぎやかで忙しい年が待っています。
夏秋の観光で賑わう蓼科ですが、これから厳しい冬に向かう山の中で静かにゆっくりお湯につかり語り合い、、、
そんなお客様が多い季節。
雄々しい八ヶ岳をイチバン感じられる日々の始まりです。。
来年は諏訪地域最大のイベント、7年に一度行われる「御柱祭」の年です。
諏訪大社の「上社」「下社」で曳行される各々8本の「神木」はすでに伐採され、来年4月の出番まで、安置されます。
7年に一度のお祭りですが、準備には「御柱候補」の選定に始まり、4年もかかります。それだけでこの祭りの大きさが覗えますし、地元の熱の入れ方も尋常ではありません。家々では、寒いこの時季、いつもの「野沢菜漬作り」と併せて、おもてなし料理の準備に取り掛かります。
桜の開花が話題に上る春4月、祭りの歓声と熱気を感じに、どうぞお出かけ下さい。 女 将
この秋も「新蕎麦」が茅野市内のお蕎麦屋さんに出始めました。
夏、田んぼで稲穂が日差しを浴びてぐんぐん成長している頃、蕎麦は畑で真白な花でした。
秋、早蒔きの蕎麦の実は刈取られ、蕎麦として打たれるのを待っていました。
炊き立ての輝く新米と、打ち立ての香り高い新蕎麦。
信州の水と空気が育てた秋の実りを味わいに、晩秋の蓼科へお出かけ下さい。
女将
八ケ岳が秋の装いを見せ始めました。吹く風が季節の移ろいを感じさせるように、
山肌も変わる色で季節を反映します。
里から見る「横谷渓谷」も少しずつ秋色に染まり、標高の高いところが霧氷で白い衣を纏うのも遠い事ではありません。
空気はいっそう透明度を増し、深い青に満たされた空や、黄色や朱色に色づく谷も尾根も輝かせます。
澄み切った空の下、秋の信州でちょっと深呼吸してみませんか。
女将
山麓の田んぼで、黄色になった稲穂が頭を垂れています。刈り入れは遠くありません。
信州のあちこちで、果物の収穫が始まりました。りんご、梨、ぶどう。
春まだ寒いころから、農家の皆さんが、時と労を惜しまず育てた汗の結晶です。
又、運がよければ、「アケビ」や「やまぶどう」など自然の実りに出会えるかもしれません。
この秋信州を訪れて下さる皆さまと、ありがたく頂戴するつもりです。